夏休み限定!
デハラ ユキノリ博物館
 
2012.08.24訪問
 
 越知町横倉山。日本最古の化石のクサリサンゴ,ハチノスサンゴを含むシルル紀の地層が分布する。また,牧野富太郎が研究し,様々な植物を発見した山である。横倉山の入り口に自然博物館ができたのは1997年10月。
安藤忠雄設計によるこの建物は,自然と調和しているのかどうか私にはわからない。建物の周囲をメタセコイアの木で覆っているのは少し違和感がある。確かにメタセコイアは「生きた化石」であるからそれなりの意味があるのだろうけど・・。
 利用客は,やはり地理的不便さ,地味なテーマのため少ない。展示物はそれなりに重要なものが多い。ただ,写真は一切禁止。「写真を撮ってはダメですか」と聞くと「まだ研究している途中のものが多いのでダメ」ということでした。デハラユキノリのフィギアは自由に撮ってくださいとのこと。ただしフラッシュはたいてはダメ。
 ダメが多すぎて,見る気がそがれました。写真も撮る元気がなくなり,駆け足で展示場をまわりました。
 フィギアと展示物は,私には不釣り合いと感じました。展示物を見ているフィギア,建物に配置しているフィギアは違和感より,好感を持てましたが,展示物のケースの中にフィギアがいると,「何の意味?」と考えてしまいます。
 ここまでしなければ人を呼べないとは思わないけど,四万十町のホビー館と違いが出ていました。
 
 
 
 
 
 
デハラユキノリ 特設展示場