しばてん
カッパ館 四万十
2012.07.27 訪問
 2012年7月,ホビー館の近くに,カッパ館がオープンした。 展示されているのは,『四万十川カッパ造型大賞』」で,全国から集まったフィギュア約1200点。素材もデザインもオリジナルの作品ばかり。
 2012.07.27に訪れたときには,まだ駐車場もできていないので,道路に停めて歩いてカッパ館まで行った。近くで食べたフキ入りおにぎり150円はおいしかった。
 しばてんは,身長1メートルほどの小さな子どもようで,、毛深い体毛が生えている。川の堤などに現れる。人間を見ると相撲を挑んでくる。その力は人間の大人を上回るほど。この相撲の相手をすると、シバテンに化かされて一晩中相撲をし続ける羽目になる。

 高知の大川村や本川村(現・いの町)のしばてんは,最初は相撲に負けてばかりだが,相撲をとっている内に次第に体が太り,ついには相手を倒してしまう。
  そのほかにも,人間をだまし,石や藁と相撲をとらせるしばてんもいる。
 海洋堂の宮脇修氏は「四万十全体がミュージアムの町として機能していかなくてはなりません。そのためには大正,窪川などの周辺地域のシャッターの閉まった店舗などを活用し,新しい発想のミュージアムを四万十流域に増殖させたいと考えています。そしてなによりも四万十川のこの自然の財産を後世に繋げていくためにも、新しい産業づくり,生き甲斐づくりに一生懸命取り組んでいこうと思っています」と,これからの構想を語っている。