「ほこりまみれのカーテン」あるいは「幽霊」と言われるVdB 152はその光は実際にはかすかな光である。 ケフェウス座の方角約1400光年離れたところにVdB 152星雲が白い光を放っている。星雲の下に伸びる灰色の物体は「ボーク・グロビュール」。ちりとガスが濃密に集まる領域で,ほぼ不透明に見える。
大きな分子雲の端で,背景からの星からの宇宙塵のポケットの部分,あるいは星雲の部分に特有の青い色をあて,星雲が光っている。.星からの紫外線は,星雲にかすかな赤みがかったルミネセンスを引き起こす。.
幽霊のようにぼんやりとしたVdB 152の右側には,細く赤い線が漂っている。これは,超新星の残骸で,星雲と衝突する可能性がある。
Image courtesy T.A. Rector and H. Schweiker, University of Alaska/WIYN/NOAO/NSF |
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