Ω星団の中心にブラックホール
2008_04_02
 
 ケンタウルス座に見られる大型球状星団Ω星団は,地球から17,000光年の距離にある。 1000万個もの恒星の集団で中心の星は互いに0.1光年ほどしか離れていないと考えられている。
  ドイツのマックス・プランク宇宙物理学研究所およびテキサス大学オースティン校の天文学者,オメガ星団iの中心ブラックホールがあると考えている。
 観測チームは星団内の星の回転周期を調べると,予想よりはるかに速く回転していることから,中心に太陽の4万倍の質量を持つブラックホールが存在していると考えている。
 ハッブルから得られたイメージは,ブラックホールの質量を求めるために使われた。このイメージは2002年6月に撮られたものである。 
 
Hubble