惑星状星雲NGC 2371
2008_03_04
 死をむかえている恒星,ガスとほこりの強烈な泡をから,ハッブル宇宙望遠鏡は,惑星状星雲NGC 2371の中の目に見えない構造を明らかにした。 NGC 2371の中心星は,その前の赤色巨星(今,その外層をはぎ取られた)の非常に熱い中心核である。 その表面温度は24万度。 中心星の対辺の上にある顕著なピンク雲は,星雲のガスの残りと比較して厚いもの。 さらに多数の小さなピンクの点が,対辺の上にある。 これらの特徴は,特定の方向に沿った星からのガスの放射を表わすように見える。
 NGC 2371は,ふたご座の方向,約4,300光年にある。 ハッブルの広域カメラによって,2007年11月に撮られた。
Hubble