触角銀河
アンテナ銀河
2006_10_16
 アンテナ銀河はからす座にあり,NGC4038及びNGC4039という二つの衝突する銀河で,互いに潮汐力を及ぼし合うことで2本の長い腕状の構造が伸びているのが特徴である。
 銀河衝突による衝撃波で星間ガスが強く圧縮されるため,星形成が活発に起こっている。そのため,大量に生まれた若い大質量の恒星によって銀河全体が青い色を帯びている。また,これらの大質量星から放射される紫外線によって数多くのHII領域が形成されており,可視光の画像では鮮やかな赤色の星雲として写る。
Hubble