渦状銀河 M51
15周年記念
2005_04_25
 
 渦状銀河M51(NGC 5194)の優雅な腕が,螺旋階段のように現われる。星,チリやガスの長い腕。
 ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラで2005年1月に撮られた。ワールプール銀河のこの今までの中で最もシャープな画像は,若い星が存在する渦巻きの腕を曲げる部分,帯黄色の核には,古い星が分布し,渦状銀河の壮大な姿をうつし出している。
 この銀河はワールプールと愛称で呼ばれる。 ワールプールの最も著しい特徴はその湾曲するる2つの腕である。 多くの渦状銀河は,螺旋構造を示す。 これらの腕は,渦状銀河の重要な役割がある。新しい星の水素ガスおよび星団をつくる星の形成工場である。 ワールプールでは,組立てラインは内部の端の暗黒星雲から始まり,明るいピンクの星を生ずる所に移動し,外縁に沿ったブリリアント・ブルー星団で終わる。
 
Hubble
 
 ハッブル宇宙望遠鏡が地球の周囲を15年間回わる間に700,000を超える写真を撮影し,天文学者や多くの人々を驚かせ,様々な影響を与えた。ハッブルがかつて撮影した中で最も有名な天体のうちの2つを,新しいイメージとしてリリースした。
 ワールプール銀河(渦状銀河M51)とワシ星雲。 これらの新しいイメージはハッブルの最新のカメラ,掃天観測用高性能カメラ(ACS)で撮影された。 非常に信じられないほどにシャープに,大きな画像として公表されている。 15周年記念のに学者は,不気味に見えるワシ星雲の新しい地域を記録するためにACSを使用した。
  ワシ星雲は,巨大な高温星のグループからの紫外線によって刻み込まれたガスの高く濃厚な柱を明らかにしている。
  新しい渦銀河は,渦巻きの腕の部分には生まれたばかりの星が見え,黄色っぽい中心核にはより年をとった星が存在する。さらに渦巻腕のうちの1つの端にある子持ち銀河は興味深い。