我々の銀河系と似たような渦巻き銀河を真横から(エッジオンで)見た銀河,NGC4013は,5500万光年かなたのおおぐま座にある。NICMOSの観測によって,銀河の中心に位置する明るい帯状の構造が見つかった(画像中央の黄色い部分。左の明るい星は銀河系内の星で,NGC4013とは関係ない)。
この帯状の構造の大きさは約720光年で,銀河の核を取り囲むようにリング状に存在している生まれたての星の集まりを横から見ているのだろうと考えられている。チリの中に隠されているため可視光の観測では見つからなかったが,NICMOSは見事にリングを写し出してくれた。(AstroArtsより) |
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